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イギリスが日本を植民地にしなかった本当の理由〜知れば怖くなる〜教科書に乗せたい歴史

JUGEMテーマ:歴史

 

イギリスが日本を植民地にしなかった本当の理由〜知れば怖くなる〜教科書に乗せたい歴史

 

 

かつてイギリスは、世界の四分の一を支配したほどの大帝国であった。

 

 

欧米列強が他国を植民地にする方法はいろいろあり、武力で制圧するだけでは無かった。

 

 

 

欧米列強が他国を植民地にする方法』

 

・武力で制圧する。

 

・大量生産で作られた商品を売りつけ、経済的に服従させる。

 

・アヘンなどの麻薬を売りつけて国にダメージを与え、また、経済的にも優位に立つ。

 

・内戦を勃発させ、武器を売りつけて、貸し付けをし、両者が疲弊して借金を返済できなくた所を乗っ取る。

 

・宗教を浸透させて利用する。

 

 

 

では、なぜイギリスは日本を植民地にしなかったのか?』

 

→日本は侍が支配した国で軍事力が高かったので、植民地にはできなかった?この答えは半分が正解で半分は不正解だろう。

 

 

江戸時代の日本は、大きな戦争は無かったが、支配者階級の武士たちは戦闘能力を日々磨いて鍛錬をしていた。鉄砲や大砲などの近代的兵器ではヨーロッパ列強に劣るが、陸戦になれば、それなりに戦えた。実際に薩英戦争や下関戦争ではヨーロッパ列強に大敗したイメージが強いが、実際はかなり善戦している。

 

 

イギリスはかつて、清(中国)にアヘンを輸出して、清をズタズタにした事があった。また、インドでは、大量生産で作られた綿製品を売りつけて、経済的に服従させ、また、敵対する勢力に武器を貸し付けて、内戦を泥沼化させた事があった。この様に、イギリスは直接的な武力よりも、経済力によって、相手を圧倒する方法で植民地を獲得していった経緯がある。

 

 

→『イギリスが日本を植民地化しなかった本当の理由とは』

 

内戦が驚くほど早く終わった。

 

 

当時の日本人の中に、内戦により、国が乱れると、その隙に乗じて欧米列強が日本を植民地化してしまうという危険性に気づいていた人達が多数いた事が分かる。圧倒的な国力を持っていた幕府が内戦を避けるために、朝廷に政権を返上した大政奉還はその例である。

 

 

努力が実らずに大政奉還後、圧倒的な国力の旧幕府軍と、薩長を中心とする新政府軍による内戦が勃発した。しかし、旧幕府軍はあっさりと敗れた。また、江戸城の無血開城など、かなりの国力を温存していたにも関わらず、戦わずに戦が終わった事もあった。内戦を早く終わらせようとする努力が各地で見られた。内戦を早く終わらせる努力をした徳川慶喜の功績は大きい。

 

 

イギリスを中心とするヨーロッパ列強は、日本を植民地化する方法として、内戦を勃発させて、武器を売りつけて一儲けし、内戦によって疲弊させ、借金を返済できない経済状況にしてしまう。その後、徐々に日本を乗っ取る手はずであった。しかし、内戦が驚くほど早く終わったので、思ったほど武器は売れずに、日本を植民地化する計算が大きく狂った。

 

 

その後、イギリスは日本を植民地化せずに友好な関係を築いていく。そして、イギリスは名誉ある孤立を捨てて、日本と日英同盟を結ぶ。日本を近代化させ、ロシアなどライバル国に対峙させて利用する道を選んだ。

 

 

日露戦争の時には、イギリスやアメリカは日本に多額の資金を貸し付けて、日本は辛うじてロシアを撃退したが、多額の借金だけが残り、そのツケは大きかった。後の大東亜戦争の遠因にもなる。転んでもただでは起きない欧米列強の怖さが伺えられる。

 

 

 

歴史語句

欧米列強・かつて、世界のほとんどの地域を植民地化した国々の総称。ヨーロッパとアメリカ。主に、ヨーロッパ(欧州)のイギリス、フランス、ドイツ、オランダなど、アメリカ大陸のアメリカ合衆国を示す。

 

日露戦争・1904年から1905年。日本とロシアの朝鮮と満州の支配権をめぐる戦い。日本軍は各地でロシア軍に勝利し、ロシアは朝鮮と満州の支配権を諦める。この戦いは欧米列強による世界分割に日本が挑み、結果、植民地化を防いだ。世界史的に見てロシア軍の撤退は大きな意義を持っている。しかし、日本には多額の借金が残った。

 

 

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先生 | 恐ろしい欧米列強の植民地支配 | 18:54 | comments(0) | - |
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